2014年12月13日土曜日

ひと仕事を終えて帰ってきた。

ひと仕事を終えて帰ってきた。向かう道中で「こうなるのではないか」「こう言われるのではないか」みたいに考えていた風景はだいたいが幻想だった。万事うまくいったかどうかはわからないけど、状況が変わった感じはある。

夏に徳島で沢登りをした時の感覚を思い出している。足を岩のくぼみにかけて、手を置く場所を決めて、伸ばして、掴んで、を繰り返す。たまに流れの急な箇所に入るときは、滑りやすさを気にしながら、ぐっと力を入れてふんばる。大きい平らな岩を見つけたら、そこで休憩する。また登る。

手をかけてみないと、そこの岩の感触はわからない。

しかしまあ疲れた。もうこんなに疲れるのはしんどいので、平らな岩場に座り込みたくもなる。いっそ沢から離れて、舗装された歩道に行ってしまおうかという気にもなる。かといって歩道を辿って到達したい場所があるわけではないので、しばらく歩いたらまた手応えを求めて沢に戻りたくなるような気もする。

平らな岩場は、まだちょっと先だと思う。
はやく休憩したい。

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