こういう本が出たのを知った。
最近よく考えている「所在のなさ」と
通ずる気がして、気になっている。
府立図書館に蔵書があるみたいなので、借りて読むかもしれない。
でもどうだろう、
一度読んでしまうと「自分はコミュニティ難民か」みたいに
カテゴライズする思考が動き出しそうな気がする。
読まないかもしれない。
以前は「NPOワーカーである」とか
「ファシリテーターである」という
アイデンティティを確固たるものにしようとして、
ずいぶんエネルギーを使ってきた。
今ぼくがアルバイトとして仕事している所はNPO法人だったり
NPOと関わりの深い現場だけれど、
若手NPOワーカーのコミュニティに顔を出したときに
以前感じていた「ホーム」感は今あまりなくて、
若干「アウェー」感すらある。
「ファシリテーター」という役割を負って
個人で仕事をすることもあるけど
積極的にその肩書きを名乗って仕事をしていく
フリーランスというわけでもない。
ましてや会社員ではないし、一方で失業者でもない。
複数のコミュニティに出入りしていたり
収入源も複数に分かれているので、
人は「ナウいですね〜」(古い)とか
「新しい働き方ですね!」とか言う。
あと「働く気あるのか」とも言われたな。
人は好きなことを言うのだけれど、
たぶんぼくの今の状態には名前がつかない。
名前がついた瞬間に、ある価値体系に乗っかる感じがするので
なんかちがうな、と思ってしまう。
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