このあいだ靴屋の店員さんと話していて気がついたのだけれど、今履いている革靴、実際の足のサイズよりも少し大きいらしい。
しかも、「靴紐も緩めなので、脱げないように意識して歩いていらっしゃるんだと思います。こういう履き方だと、かかとだけがすり減ります」とのこと。なるほど。
歩き方に注意してみると、確かに、こう足指で靴底を掴もうとするような感じで歩いている。地面を蹴るたびに足指を動かして足の裏を引っ張り上げている感じ。そら疲れるわ、という感じだ。それから靴と足が密着していないので、かかとが地面に擦ってカポカポ音が鳴っている。かっこわるい。
紐をきつめに縛ってみると、歩きやすくなって音もしなくなった。でも靴先のスペースに足がずれ込まないように甲で固定しているので、締め付けがきつくて甲がしんどい。いずれにせよちょっと踏ん張る感じもあって、やっぱり疲れる。
4年くらい前に、靴屋ではなく服屋で買った靴。茶色の革靴を探していて、店内にあるのを見つけて、軽く試し履きしただけで買ってしまった気がする。
よく考えると、去年1年間はこの革靴はほどんど履いていない。スニーカーでは行きづらい仕事の時に数回履いたくらいで、それ以外の時には取り立てて履きたいとも思わなかったし、実際履かなかった。
今年の4月からは、週5でこの靴を履いている。これは履きたいから履いているというよりも「今持っている靴の中ではいちばん職場に履いていくにあたって無難」だと思うから履いている。去年は淘汰されていたはずのものが、環境に合わせようとして生き還ってしまった。
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