フリーキャンプというのは通常、ぼくの知っている範囲ではあらかじめプログラムの決められていないキャンプで、集まった人同士でその日に何をしたいかを話し合いながら、その場の環境を生かして好きなことをして過ごすというものだ。
去年参加した「上勝少年探偵団」というのもその類で、徳島の山の中で沢登りをしたり川魚を食べたりヤッホーをしたりして過ごした。
今回の企画をかんたんに説明すると、というかまるネコ堂のサイトから抜粋する。
1 予め決めているプログラムはありません。参加者がミーティングなどで決めていきます。
2 途中参加、途中退出、中抜け OK。
(たとえば、8 月 15 日と 16 日だけ参加なども OK。日帰りも OK。)
3 毎日の定期ミーティングと参加者の途中参加、途中退出時点のミーティングを実施。
開催の経緯とか趣旨とかは大谷さんの案内文にとてもよく表されていてこれ以上特に付け加えることがなくて、とにかく本当にこういうことを話していてそのまま形にしてしまったという感じがする。
さっき家族に「しばらく友人の家に滞在する。いつ帰ってくるかは未定でたまに帰ってくるかも」とだけ言い残して家を出発してきた。
この281時間、およそ12日間何が起こるかわからないし何も起こらないかもしれないけれど、とりあえずさっきまで現段階の参加者であるぼく以外の3人と話していて開始時間にふらっと誰か来るのではないかとどきどきしている。
開始前に、この281時間を過ごすにあたって持ってきた物を記しておこうと思う。
・carapaceのリュック(カラシ)
・Macbook Air 11インチ、ケース
・服(短パン、Tシャツ、下着、手ぬぐい)
・イヤホン(SURE 215)、イヤホンケース、に付けた自宅の鍵
・携帯電話( au GRATINA)
・iPhone 4S(回線契約解除、wifiにつないで使う)
・月間スケジュール
・岩波文庫 マルセル・モース「贈与論 他二篇」
・万年筆(LAMY)
・水筒(evianの330mlペットボトルに水道水)
・クリップ式財布
・パスポート
・以下のものを入れるポーチ
・充電器類(Mac、iPhone、携帯用)
・アメリカンスピリット、携帯灰皿、ライター
・Kodak スナップキッズ
・歯ブラシ、髭剃り、をまとめる手ぬぐい
・印鑑
服はけっこう悩んで、あれこれ考えて寝巻にも外にも着ていけるもので早く乾きそうなものを1セットだけ持ってきた。いま着ているものと、洗濯しながら着回す。
半分冗談で「ふらっと韓国とか行っちゃうかも」とか言っていたので今回パスポートを更新して持ってきた。実際行くかどうかはともかくとしても、「その気になれば行けてしまう」というのがいい。
「贈与論」は10日の月曜日にあるゼミのため。
印鑑は仕事で使っていたものを間違って持ってきてしまった。
家に帰ることがあったら置いてきたい。
いつ自宅に戻っても、いつ海外に行っちゃっても、何日まるネコ堂にいてもOKなラインはどこだろうとだいぶ考えた。
どんな281時間になるかを、少しずつ記していきます。
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