2015年1月20日火曜日

メモ帳を持ち歩いている。

去年の6月頃から、小さめのメモ帳を持ち歩いている。
きのう、この2冊目がちょうど終わった。


左から初代、二代目、三代目。
1枚1枚めくるタイプは、積み重なる感じがしてしっくりくる。

ふと「毎回買ってるとコストかかるな」と思い
裏紙を束ねてクリップで留め、台紙に厚紙を使って自作してみた。
でも書き始めた瞬間「こらあかんわ」と思った。

1枚1枚を大切にできる感じがしない。
書いてるそばから、10分後には捨ててしまうようなメモ用紙の束に見えてくる。
結局、文具屋でちょうどよさそうなものを買った。

最近このメモの1冊目を見返していて発見があった。
妙に気合いの入った決意表明風の日記とか、
Facebookに流れてくる記事のタイトル風になっていたりとか、
何か自分以外のものに「寄せて」書いているような感じのするものが多い。
今見るとちょっと滑稽だったり恥ずかしかったりする。

最近では「ただ書く」ことに少し近づいているような気がする。
なんとなく、コーヒーの「ドリッパー」のような使い方というか。

誰に見せるわけでもなく、周りに飛び散ることもなく、
抽出されたものがただ下へと、ぽつぽつと落ちていく。
その染みを残している感じ。

とはいえ、最近は半分「ブログの下書き」にもなりつつあって
「これブログに書いたらおもしろがってもらえるのでは」
みたいな考えが働くことも多いけど。

こんなふうに、淡々と「抽出」モードになれるような装置を
見つけていけるとおもしろいな、と思う。

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