2015年3月11日水曜日

「書くこと」のルール

文章を書くのがおもしろい。
調子がいい時は、休憩を挟みさえすればずーっと書いていられる気分になる。


大谷さんのブログの記事「読むっていいよね。
僕の文章のことが書かれていた。嬉しかった。

「よく読むブログ」の3人はお互いのブログを読み合っていると知っていたけれど、
それ以外の人から反応を聞いたのは初めてだった。
読んでくれている人がいるんだ、と思った。

いつだったか、文章を書くことについて
「読み手の目線に立って書く」「読んでほしい相手を想像して書く」と教わった。

特に何かの催しの告知をする時は、
その催しに来てもらいたい人を出来る限り具体的に
(その人がよく使っている言葉、関心のあること・飽きていること、
通っている場所、読んでいる本など…を)想像して、
どんな言葉を使うかを考えましょう、と教わった。

最近ブログでも、ゼミの告知文でも、文章を書くのがおもしろい。
でも、ここでは上に書いたことと逆のことをしていると思う。

僕が見たこと、聞いたこと、出会った人、かけられた言葉、
僕が発した言葉、僕の中に起こったこと。
それらをなるべくそのまま抽出して、ぽつぽつと書き落とす。

「なるべくそのまま」というのが難しいのだけれど、なるべくそのまま言葉にする。

これを開いてみることで、どんな人が面白がってくれるかが結果的にわかることがある。
伝わったという手応えが感じられたり、感じられなかったりする。
これがおもしろい。

最初に書いたルールしか通用しない世界もあるのだと思う。
優劣があるということではなくて、ここではルールが反転している感じがする。

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